ターンオーバーの乱れによるお肌への影響とその対策
 

 
古い肌が新しく変わるために必要な、肌の新陳代謝『ターンオーバー』。スキンケアでも良く聞かれる言葉ですよね。瑞々しく透明感のある肌を保つには、ターンオーバーが欠かせません。

しかし、年齢を重ねるとターンオーバーは遅くなる…とも言われています。そんなターンオーバーの乱れがもたらす肌へのダメージは、スキンケアだけではなかなか解消しないことも・・。

ターンオーバーがもたらす肌への影響と改善策についてまとめてみました。
 

 

ターンオーバーとは?

ターンオーバーとは、古い皮膚の角質細胞が、新しく生まれ変わるために必要な肌の代謝のサイクルのことを指します。肌の新陳代謝が行われることで、潤いや、ハリを保つ肌細胞の老化を防いでいます。

ターンオーバーは、若々しさを保つ鍵とも言えますね。

しかしターンオーバーも、常に同じペースで肌の代謝を行えるわけではありません。ストレスや、喫煙、加齢など様々な理由で、必要な周期が乱れてしまうことがあります。ターンオーバーの周期と、乱れてしまう原因を探っていきましょう。
 

ターンオーバーの周期と、乱れる原因は?

肌の代謝活動のターンオーバーには、一定の周期があり、10代の若い頃は20日前後で肌の細胞が生まれ変わることが出来る程、活発に行われています。

20代は少しペースが下がるものの、約28日周期で肌の生まれ変わりが行われています。しかし、30代に入るとペースは40日周期…という10代の頃と比べると、ガクッと代謝のスピードが落ちてしまうのです。

女性の肌の曲がり角とも呼ばれたりしますが、30代に入るとなぜターンオーバー急激に落ちてしまうのでしょうか。

ターンオーバーの周期が乱れ、遅れる原因は、喫煙、ストレスなど一時的なものや、加齢による変化など様々な原因があります。その中でも30代の女性のターンオーバーが急激に落ちる原因は、加齢などホルモンのバランスの乱れが大きく関わっています。

ターンオーバーとホルモンバランスの関係

女性ホルモンのバランスは、20代後半~30代前半でピークを迎え、その後は閉経に向かって徐々に減少していきます。

現代の30代前半の女性は時間に追われることも多く、仕事で責任のある立場に就いたり、夜遅くまで働く環境や、育児と、家事の両立など、日々のストレスが溜まりやすく、自律神経が乱れやすい生活を送りがちに。

ストレスによる肌代謝の低下に加えて、年齢によるホルモンバランスの乱れが加わることで、ターンオーバーのスピードが遅くなっていきます。

ターンオーバーの周期を正常な状態に保つことは、出来るのでしょうか?
 

ターンオーバーを正常に保つための対策は?

乱れやすい自律神経を整え、ストレスを溜めにくい生活を心がけることで、乱れやすいホルモンバランスの影響も受けにくい状態に働きかけることが出来ます。

影響を受けにくくなることで、30代を過ぎてもターンオーバーの周期を28日周期に近い正常な状態に高めることが出来るのです。

  • 質の良い睡眠をとる
  • 適度な運動を週に3~4回行う
  • 体を冷やさないように、内側・外側の両方から気を配る
  • 過度にピーリングケアをしない

 
30代のターンオーバー

質の良い睡眠

時間に追われていると、時間通りに起きなきゃいけないプレッシャーや、物音などが気になり、眠りが浅くなることもありますよね。

長い時間の睡眠がとれなくても、肌のゴールデンタイムと呼ばれる23時~2時の時間帯までに眠りに入ることで、肌の成長ホルモンが促進され、ターンオーバーの周期にも良い影響を与えてくれます。

適度な運動

また適度な運動は、体の代謝を高めるだけでなく、肌の細胞の活性化にも繋がります。体を動かすことに意識が集中するため、ストレスを感じていた脳が切り替わるので、ストレス解消法としてもお勧めです。

深い呼吸で酸素を体内へ取り込むと、すっきりと爽快感が出るので、20分程の軽いウォーキングや、深い呼吸を意識した1日10分程のストレッチもお勧めです。

体を冷やさない

冷えは『未病』と漢方医学の世界では様々な病気になる前触れと言われる程、影響を及ばす感覚です。冷え症だと感じている女性も多いのではないでしょうか。

体内を冷やしやすいアイスクリームや、冷たい飲み物を控えて、夏場のエアコン対策や、冬場の冷たい外気から足首・手首・首周りを暖めましょう。

冷えることで感じるストレスを防ぎ、血流の促進に働きかけることで、副交感神経が高まりリラックス効果が期待されています。

過度なピーリングケア

ターンオーバーを直接高める方法として、エイジングケアや、肌代謝を高めるスキンケアで、皮膚のピーリングを行う化粧品も流行っています。

1か月に2~3回の頻度であれば、ターンオーバー周期を正常へ高めてくれるのですが、頻繁に行うと肌のバリア機能まで取り除いてしまい、ゴワゴワとした肌状態に。

肌を痛める結果にもなりかねないので、肌がデリケートになりやすい時期や、毎日のケアでの使用は避けましょう。ピーリング後は肌のバリア機能を高める保湿ケアも合わせて行うのがお勧めです。
 

ターンオーバーについてのまとめ

30代のターンオーバー
 
ターンオーバーは、美しい肌を保つのに欠かすことの出来ない肌の仕組みです。30代は肌代謝が減少しやすく、シミや、小じわなど年齢による肌トラブルも目立ってくるので、気になりますよね。

ピーリングなどで、一時的に無理やりターンオーバーを高めるのではなく、生活リズムや、生活習慣を見直すことでターンオーバーの周期を高めて、40代、50代とさらに年齢を重ねても、内側から若々しい肌を目指したいですね。